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シトルリンとは? 期待される効果や副作用などをまとめました!

こんにちは!

メディア事業部の若林です!

今回は成分シリーズ
シトルリン」についてまとめました!

シトルリンとは

シトルリンとは1930年頃に日本でスイカから発見された成分で、遊離アミノ酸の一種です。
スイカの原種であるカラハリ砂漠の野生のスイカにもシトルリンが多く含まれることがわかっており、過酷な砂漠という環境で生き抜くためにシトルリンが重要な働きをしていると言われています。

※遊離アミノ酸とは?

アミノ酸はそのほとんどがタンパク質として人間の身体に存在します。タンパク質として、内臓や血管、皮膚、筋肉などを構成しています。遊離アミノ酸はタンパク質を構成せず、1つ1つバラバラな状態で体内に存在し、細胞や血管をめぐりながら必要な部分にすぐ働きかけるアミノ酸です。シトルリンの他にもGABA、オルニチンも遊離アミノ酸です。

シトルリンには、「L-シトルリン」と「D-シトルリン」があります。

名前がほぼ同じなので同じ成分に思われがちですが、別物です。
アミノ酸にはL型とD型があり、L型は天然体、D型は合成体といわれ、人体で働くのはL型の天然体のみとされています。

D型がなぜ存在し、どのように人体に作用しているかはまだ解明されていません。

そのため、今回はブラビオンシリーズにも配合されているL-シトルリンについてご紹介していきます!

シトルリンの効果

シトルリンに最も期待される効果は血流促進です。
シトルリンには血管拡張作用を持つ一酸化窒素(NO)の生成を促す作用があるとされています。

※一酸化窒素(NO)とは?

自動車の排気ガスなどに含まれ有害物質として知られている物質ですが、アメリカの薬理学者であるルイス・J・イグナロ博士、ロバート・ファーチゴット博士、フェリド・ムラド博士が研究し、人体の循環器系における情報伝達物質としての作用を持つと発見されました。
この発見で博士達はノーベル生理学・医学賞を受賞しています。この一酸化窒素の発見によって世界初のED治療薬として有名な勃起薬「バイアグラ」が誕生することになります。

一酸化窒素とは酵素と窒素からなる無機化合物の一種で、血管内皮細胞から血中に産生され、血管拡張などの働きをします。
一酸化窒素(NO)は歳と共に分泌量が減っていきます。一酸化窒素の減少は動脈硬化や高血圧などの症状を悪化させる原因になる可能性が考えられます。

疲労回復

シトルリンには血管を拡張して血流を良くする作用が期待できますが、さらに体内の疲労物質の分解促進にも効果的と言われています。
疲労は、アンモニアと乳酸が体内に溜まっていくことが原因の一つです。
アンモニアと乳酸は運動するときのエネルギー作りの際に生産される物質です。

アンモニアが体内に溜まると、体臭の原因になるともいわれています。
疲れると体臭が気になるという方もいらっしゃると思います。

人体にとってアンモニアは有毒なので毒性の低い尿素に肝臓で変換され、さらに腎臓を経て尿中に排泄されます。
シトルリンは 肝臓でアンモニアを尿素へ変える際、尿素回路(オルニチン回路)で関与します。

※尿素回路とは

アンモニアは肝臓へ運ばれ、アミノ酸の一種であるオルニチンに炭酸ガスとともに取り込まれてシトルリンとなります。さらにアミノ基が加わることでアルギニンになり、アルギニンから尿素が切り離されることでオルニチンに戻るサイクル

シトルリンはアルギニンに変わることがわかります。
ならばアルギニンを摂取したほうがいいのではと思われるかもしれませんが、代謝の影響を受け難く血管細胞に到達できるシトルリンを取ることで結果的にアルギニンの働きも促進できるそうです。

筋肉増強や肌の保湿の維持が期待できる

シトルリンは成長ホルモンの分泌を促進する作用があります。
成長ホルモンは筋肉の増強や骨の成長、細胞の成長などに欠かせない物質です。

また、シトルリンは肌の角質層などにある天然保湿因子(NMF)を構成するアミノ酸の一種であるため、肌の保湿維持にも役立ち肌ツヤやハリをよくするのに必要な成分といわれています。
血流促進の効果と成長ホルモン分泌促進で相乗効果が期待できます。

集中力と記憶力の向上

集中力や記憶力は脳の働きに影響されますが、脳に送られる血流が滞ると
脳の働きも鈍くなり、精神的な疲労感を感じることになります。
シトルリンの血流促進効果は、脳の血管にも作用する為、身体の疲労だけでなく
精神的な疲労感の減少にも効果的です。血の巡りが良くなることで頭の冴え、記憶力や集中力を向上させてくれるといわれています。

増大への効果

シトルリンを取ればペニスが確実に大きくなるということはありません。シトルリンの摂取によって、精液の80%を占めるアルギニンの生成にも繋がるため、精子の質や量に良い影響があります。
また、シトルリンの血管拡張作用によって、毛細血管の集まりである海綿体への十分な血流促進効果があり、勃起力の向上、運動パフォーマンス、スタミナの向上が期待できます。
ペニスの大半の組織である海綿体は毛細血管で成り立ちます。毛細血管は老化とともにゴースト血管とも言われるような使われない血管になることがありますが、血流を十分に促進することで毛細血管の老化を防ぐ効果も期待できます。

シトルリンの1日の摂取推奨量とは

文献や食品安全委員会によると、シトルリンの一日の摂取推奨量は800mgです。

ただし、これだけとればOK、これ以上取ったら危ないなどの研究結果がまだまだ少なく、摂取量の明確な答えがでていない状況のようです。

多くとれば良いというものでもなく、栄養素はバランスを考えることが大切です。

シトルリンの副作用とは

シトルリンについての重篤な副作用は今のところ報告されていません

しかし、血流促進の作用から考えて、同じく血管拡張作用があるお薬を飲まれている方などは注意が必要です。

常用している医薬品があるという方はシトルリンサプリメントなどを摂取する際はかかりつけのお医者さんにご相談いただいた方が安心です。

また、食品のなかではスイカは100g中180mgシトルリンが含まれるとされ、シトルリン含有率ではダントツですが、スイカは90%が水分なので食べ過ぎるとお腹を下したり、胃もたれを引き起こすのでご注意ください。

食品中のシトルリンの含有量

 
食品中のシトルリン含有量
品目 100gあたりの含有量
スイカ 180mg
ヘチマ 57mg
メロン 50mg
クコの実 34mg
冬瓜 18mg
ニガウリ 16mg
キュウリ 9.6mg
ニンニク 3.9mg
参考サイト:公益社団法人日本生化学会 動脈硬化とアルギニン シトルリン

まとめ

シトルリンは血流促進に作用し、成長ホルモン分泌の促進、お肌の水分保持、
疲労回復にも役立つことがわかりました。
多くの効果が期待できるシトルリンを上手に取り入れましょう。
さらに多くの相乗効果を期待できる、アルギニンについても以下の記事でまとめていますので見てみてください!

アルギニンの効果や副作用をまとめました!

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Author/筆者若林

メディア事業部 入社5年目。メンズサプリメントやメンズリキッド知識ゼロからBRAVIONメディア立ち上げに関わる。独学で成分や効果について勉強し、現在は自称上級者。専門用語や嘘の情報を多く目の当たりにしてきたため、『初心者にもわかりやすく本当のことを伝える』がモットー。

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