マカとは? 気になる効果と、副作用などを徹底調査!
公開日 : 2020/12/03 更新日 : 2020/12/08

こんにちは!
メディア事業部の若林です!
今回は成分シリーズ!
「マカ」をご紹介します!
マカとは?
男性の滋養強壮のイメージが定着しているマカですが、南米ペルーのアンデス山脈地方が原産で、アンデス山脈は環境の過酷さからあまり植物がないなか、そこに育つ数少ない植物であったマカは古くからスタミナ源として重宝されてきました。
マカは大根やカブなどと同じアブラナ科の植物です。
球根に栄養が多く含まれています。
根っこの色は白、黄色、紫、ピンクなど種類は様々ですが、色が濃いほど栄養も濃く「マカ」でネット検索すると赤や紫の球根状の植物の画像がよくでてきますが、それは「マカ・モラーダ種」という品種で、特に栄養が濃いといわれています。
マカの主成分は炭水化物ですが、根菜類のなかでもたんぱく質が豊富です。そしてリノレン酸、パルミチン酸、オレイン酸などの脂質も含まれ、準必須アミノ酸と言われるアルギニン、そのほかにも食物繊維、ミネラル、ビタミン等多くの栄養素がバランスよく含まれています。
マカの効果とは?

成長ホルモン分泌の促進
マカに含まれるアルギニンの作用で成長ホルモンの分泌を促進してくれる効果が期待できます。
アルギニンについては別の記事に詳しくまとめていますのでそちらもご覧ください。
成長ホルモンは筋肉や骨、肌や髪の毛などの新陳代謝を促すので細胞の生まれ変わりをサポートして様々な部位の老化を防いでくれます。
血流の促進
血管年齢という言葉をご存じでしょうか?血管も歳を取って老化していきます。
動脈硬化は血管が老化して弾力を失うことで起こります。
動脈硬化によって血管自体が細く血栓ができやすく、血が流れにくくなることで心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患に繋がってしまう可能性もあります。
血管の老化の原因は様々ありますが「活性酵素」という身体を酸化させてサビさせる物質の増加が一つの原因です。
この活性酵素は紫外線やストレス、喫煙、睡眠不足、栄養の偏りなどが原因で増えてしまいます。
活性酵素と戦うのが「抗酸化物質」です。
マカには抗酸化作用があり血管の老化を予防してくれる効果が期待できます。
ホルモンバランスのサポート
マカにはベンジルグルコシノレートという成分が含まれます。
ブロッコリーやキャベツ、大根、ワサビなどアブラナ科の植物に含まれていて辛み成分のもとになる成分です。
この成分はガン予防成分としても知られていますが、ホルモンバランスの調整に効果があるといわれています。
男性ホルモン分泌のサポートをして精力UP、
または女性の場合は月経サイクルの正常化のサポートなどが期待できます。
マカの副作用は?

マカはアンデス山脈地方の人にとっては身近な野菜です。
このことからも重大な副作用は考えにくいと思います。
しかし、サプリメントなどで成分を濃縮している場合は詳しい研究がまだまだ足りない状況です。どんなに良いと言われる成分も摂りすぎれば毒にも成り得ます。
一日の摂取目安は粉末状のマカだと2~10g程度、サプリメントはパッケージなどに書かれた摂取目安量を守るようにしてください。
マカを摂りすぎると下痢になる場合があるので注意が必要です。
マカと同じアブラナ科の植物にアレルギーをお持ちの方はマカの摂取も避けた方が良いと思われます。
持病や常用のお薬がある方などはサプリメント摂取前にかかりつけ医に相談する方が安心です。
まとめ
たくさんの栄養素が入ったマカはとても魅力的な食材です。
アミノ酸のアルギニンやナイアシン、ビタミンも豊富で身体にいいですが、
成分に過信しすぎず、食事のバランスや運動などの生活習慣に気を付けながら、
必要と感じたら取り入れていきましょう!