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トンカットアリとは? 話題の成分の効果、副作用を解説します!

こんにちは!
メディア事業部の若林です!

成分をシリーズでご紹介します!
今回はトンカットアリを解説していきます。

トンカットアリとは?

マレーシアや東南アジアの比較的低標高の緩傾斜地の森林に生息する中型の樹木です。日本だとニガキ科の「ナガエカサ」と呼ばれる植物です。

成長が非常に遅いのが特徴で、10cm成長するのに5年以上かかるそう。
ただ成長すると10mを超えるような大きな植物です。
人工的に栽培するのは難しく、食品に含まれるものは野生のものです。

ニガキ科という種類の名の通り、葉や枝、根も苦味が強いのが特徴です。粉末状にして使われることが多いですが、そのエキスは苦いほど良質なものとされていて根から取り出したものが特に苦味が強いので根の部分がよくサプリメントなどに利用されています。

主な成分はグリコサポニン、ユリペプチド、カシノイド、アルカロイド、ステロール、テルペノイドです。

トンカットアリの効果

テストステロンの増強

トンカットアリは伝統的に、男性の強壮剤として利用されてきました。
ラットを対象にした実験も行われていて、トンカットアリを飲用させた結果、テストステロンおよび筋重量の増加傾向が認められました

参考サイト:In vivo effects of Eurycoma longifolia Jack (Tongkat Ali) extract on reproductive functions in the rat(英文)

テストステロンの増強により、筋肉量UP精神疲労を軽減させ、スタミナを上げる効果を期待できます。
また、男性機能の改善によって男性不妊の原因にもアプローチできるといわれています。

ホルモンバランスの調整

男性だけでなく、女性にもトンカットアリは効果的といわれます。
女性も男性ホルモンは少ないながら分泌しています。
ホルモンはバランスよく分泌されるようになっていますが、ストレスや加齢など様々な影響を受けてバランスが狂うと、更年期障害という火照り、のぼせや不安な気持ちなどの原因になります。

トンカットアリは主成分であるペプチドが男性ホルモンの分泌を促進し、
乱れたホルモン分泌のバランスの調整に役立ちます。

体調を整える

トンカットアリの原産地であるマレーシアや東南アジアではトンカットアリは伝統医療として、解熱剤、産後回復、炎症、傷、腹痛、歯肉出血等、様々な症状に対して万能薬として利用されてきました。

残念ながらすべてのエビデンスがあるわけではないので万能薬にはならないですが、トンカットアリは血流の促進や利尿作用があり冷えやむくみの改善に効果が期待できます。

冷えは万病の元とも言われますが、冷えの原因は血流が悪いことです。
身体の熱は血液が全身に運んでいます。

肩こりや首コリ、頭痛なども血流不良が原因の場合も多いです。
マッサージやお風呂で温めるなど外側からのケアも大切ですが、血行を促進してくれる天然成分を取り入れて内側からのケアも大切です。

コルチゾールを減少させる

トンカットアリの研究をおこなった臨床試験では、人がストレスを受けた際に発生させるストレスホルモンの「コルチゾール」を減少させたという結果も報告されています。

参考サイト:Effect of Tongkat Ali on stress hormones and psychological mood state in moderately stressed subjects

コルチゾールは全くでないとストレスに体が負けてしまうので問題ですが、
出すぎることでも弊害があるといわれています。

  • 食欲の抑制に働くホルモン量が減り、食欲が増える
  • 筋肉分解を促進して、脂肪の蓄えを増やす
  • 不眠になりがちになり、成長ホルモン分泌が減る

コルチゾールが出すぎると上記のような状態が体に出るといわれています。

現代人はストレスの多い生活をしているといわれています。
ストレス過多はホルモン分泌のバランスが崩す原因となり体調不良になりやすくなります。

様々な調整を行ってくれるトンカットアリは現代人にあった成分であるといえます。

トンカットアリの副作用とは

トンカットアリには基本的に副作用はないとされていますが、栄養素が多量に含まれているので、体質的に合わないこともあります。

過度な摂取は腹痛や下痢、吐き気や頭痛などを引き起こす可能性があります。

またトンカットアリは長期摂取によってどのような作用があるのか等まだわかっていない部分も多いです。

サプリメントでは、パッケージの成分と違うものが入っているなど粗悪品もありうるため、摂取する際はお医者さんに相談するなどしてからのほうが安心です。

まとめ

原産地ではトンカットアリを収穫する際は、祈りを捧げてからとるような神聖なものだったそうです。
現代のように医療が発達していない時代から伝統的な薬として身体を助けるものとして利用されてきた歴史があります。

低テストステロンやホルモンバランス調整、血流の改善で冷えやむくみの改善など多くの効果を期待できる天然成分です。

すべての栄養素のバランスを大切にしながら自分に必要な成分だと感じたら取り入れることをオススメします。


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Author/筆者若林

メディア事業部 入社5年目。メンズサプリメントやメンズリキッド知識ゼロからBRAVIONメディア立ち上げに関わる。独学で成分や効果について勉強し、現在は自称上級者。専門用語や嘘の情報を多く目の当たりにしてきたため、『初心者にもわかりやすく本当のことを伝える』がモットー。

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