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亜鉛とは?亜鉛の働きや副作用をまとめました!

こんにちは!
メディア事業部の若林です!

今回は成分シリーズ
亜鉛」の効果や副作用などをまとめました!

亜鉛とは?

亜鉛は骨の成長、血糖値を下げるインスリンを作る膵臓、精子を作る睾丸など、新しい組織が作られる組織や器官では必須のミネラルです。
体内でエネルギーを作り、細胞分裂、免疫獲得など人間が生きるうえで欠かせない働きをしています
人体に約2gあり、そのほとんどは筋肉と骨の中に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺など多くの内臓に存在してさまざまな酵素を構成する要素となっています。

食物から摂取した亜鉛は十二指腸や空腸から吸収され、アルブミンと結合して門脈を経て、肝臓へ運ばれます。
その吸収量は摂取量の30%といわれますが、同時に摂った銅や鉄の影響で変化します。

亜鉛の効果は?

味覚を正常に保つ

人は舌の表面にある味蕾(みらい)という部分で味を感じ取っています。
味蕾は成人で約3000個ありますが、年齢とともに減少していきます。
味は経験によって蓄積されていくので、味蕾の減少=味覚の低下ではないです。

しかし、味蕾は日々生まれ変わっていて、亜鉛は味蕾の正常な生まれかわりをサポートするので、亜鉛が不足して味蕾の生まれ変わりが遅れると味がよくわからないという味覚障害が起こりやすくなります

成長を促す、抜け毛予防

味蕾の生まれ変わりもそうですが、亜鉛は細胞の生まれ変わりに必要不可欠です。
成長期の子供や成人も細胞は生まれ変わりながら生きています。
亜鉛はタンパク質の合成をサポートしています

頭皮や毛髪の生まれ変わりも促し過度な抜け毛を防止する効果もあります。

生殖機能を維持する効果

亜鉛は様々なホルモンの合成を助け分泌量の調整などにも関わっています。
女性ホルモンの分泌や、精子の形成にも必要となります。
中でもインスリンというホルモンの合成分泌に必要不可欠です。
インスリンは血糖値を下げるホルモンで、血糖値を正常に保つためにも亜鉛は重要な役割を担っています

生活習慣の予防、改善

インスリンの働きで血糖値を正常にして糖尿病を予防、総コレステロール、LDLコレステロールの上昇を抑制して血圧低下の効果作用が報告されています。

また、アルコールの分解に必要なアルコール脱水素酵素の働きにも亜鉛は必要です。 二日酔い予防にも亜鉛は大切な成分です。

亜鉛が足りないとどうなる?

亜鉛が不足すると、酵素が機能しなくなり発達障害の原因になったり、免疫不全や肌荒れ、味覚障害、精子の減少による生殖機能の低下などがおこります

人間は細胞の集まりで成り立っていて、細胞は生まれ変わりながら日々生きているので、細胞の生まれ変わりに必要不可欠な亜鉛がなくなると色々な問題が起こってしまいます。

一日の摂取推奨量

亜鉛の一日の摂取推奨量の目安は
18歳~69歳の男性で10mg、70歳以上の男性で9mg
18歳~69歳の女性で8mg、70歳以上の女性で7mgです。

一日の上限目安は、
男性の18歳~29歳で40mg、30歳~69歳で45mg、70歳以上で40mg
女性では18歳以上で35mgです。

参考サイト:日本人の食事摂取基準(2015年版)概要

一日の摂取上限は亜鉛が豊富な食べ物の牡蠣だと男性で11個、女性だと9個ほどの量になります。
食べ過ぎにはご注意ください。

亜鉛の副作用は?

亜鉛は不足すると様々な問題になるとわかりましたが、逆に摂りすぎも注意が必要です
摂りすぎると鉄分や銅の吸収を阻害して、貧血や銅欠乏、胃腸の不調など様々な健康被害が生じる可能性があります。

過剰に摂りすぎになることは普通の食事では可能性が低いようですが、サプリメントなどで摂取するときは過剰になる場合も考えられますので注意しましょう。

まとめ

亜鉛は身体にとても大切な働きをしています。
無くてはならない成分なので摂取量には注意しつつ、意識して取り入れていきましょう!

Author/筆者若林

メディア事業部 入社5年目。メンズサプリメントやメンズリキッド知識ゼロからBRAVIONメディア立ち上げに関わる。独学で成分や効果について勉強し、現在は自称上級者。専門用語や嘘の情報を多く目の当たりにしてきたため、『初心者にもわかりやすく本当のことを伝える』がモットー。

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